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十五派本山

臨済宗向嶽寺派大本山

塩山 向嶽寺(えんざん こうがくじ)

●所在地
山梨県甲州市
●寺院
抜隊得勝(ばっすいとくしょう)が各地を遍歴した後に、甲斐国竹森(かいのくにたけのもり/甲州市塩山竹森)に草庵を結んだことに始まる。寺名は、抜隊が富嶽(ふがく/富士山)に向かう夢を見たことにちなむという。本尊は釈迦如来。
庵を結んだ当時、その草庵には抜隊の徳を慕って全国から多くの僧俗が集まっていたが、そこへ行くには険しい山道を通らなければならず、康暦2年(1380)年に甲斐国守護の武田信成(?~1394)から現在地の寄進をうけて創建された。
●開山
抜隊得勝(1327~1387)。諡号は恵光大円禅師(えこうだいえんぜんじ)。相模国(神奈川県)の出身。二十九歳のときに出家したが、当時は僧衣を着けず経典も読まず、ただひたすら坐禅していたという。その後、諸方を歴参し、出雲国(いずものくに)雲樹寺(うんじゅじ)の孤峰覚明(こほうかくみょう)に参じて臨済宗法燈派(ほっとうは)の禅を嗣法した。
それからも定住することなく行脚の生活をおくったが、向嶽庵(後に向嶽寺と改称)に住してからは、招聘(しょうへい)を固辞し、どこへも赴くことはなかった。

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